第41回 東海若手セラミスト懇話会
2010 年秋期講演会 実施報告

東海若手セラミスト懇話会第 41 回秋期講演会
日本セラミックス協会東海支部


 去る平成22年11月5日(金)、財団法人ファインセラミックスセンター(JFCC)におきまして、第41回東海若手セラミスト懇話会2010年秋期講演会を開催致しました(共催:日本セラミックス協会基礎科学部会、日本化学会)。

 まず招待講演として、JFCC平山司先生より、「電子線ホログラフィーによる先端的セラミックス材料の解析」と題してご講演いただきました。電子線ホログラフィーの原理を分かりやすくご説明いただくとともに、その応用例についてご紹介いただきました(写真1)。続いて、若手セラミスト基金国際セッションとして、名古屋大学金日龍先生から、「Synthesis of silica-based particles through sol-gel processing for bioactive composites」と題してご講演いただきました。生体活性ガラスを用いた有機・無機複合材料の設計指針と得られた研究成果について、ご紹介いただきました(写真2)。 講演後には、JFCCの研究室見学を実施いたしました。収差補正走査透過電子顕微鏡、 集束イオンビーム加工観察装置、股関節摩耗シュミュレータ、電子ビーム物理蒸着装置等の設備を見学するとともに、それぞれの概略について、JFCC研究員より説明を受けました(写真3)。 見学の後は意見交換会を開催しました。大学、企業、研究機関の若手セラミスト達がにぎやかに議論、意見交換を交わしました。併せて、先に実施された2件の講演に対する学生さんの質問の中から、ベスト質問賞をそれぞれ1名ずつ選出し、表彰を行いました(写真4)。ベスト質問賞は若手セラミストによる、より活発な議論を奨励するために毎年設けておりますが、今回も多数のレベルの高い、また興味深い質問がなされ、講師の先生方より高い評価を頂戴しました。次回以降も積極的な議論への参加を期待します。なお、受賞者の氏名と所属は、本報告の最後に記した通りです。 最後に本会が盛況のうちに終わったのも、講師をはじめ、参加者の方々のご協力の賜物と心より感謝申し上げます。


ベスト質問賞受賞者(敬称略)
招待講演鬼頭 伸弥(名古屋工業大学)
若手セラミスト国際セッション山口 恭平(名古屋工業大学)

文責:ファインセラミックスセンター 和田 匡史


写真(画像をクリックすると拡大表示されます。)

invite lecture
写真1
invite lecture
写真2
tour
写真3
ceremony
写真4

2010年11月30日