計測制御部収納ラックの主電源(MAIN POWER)を ON にします. これはラック全体に電源を供給するスイッチです. 計数ユニットの電源(Canberra, Model 2000)を ON にします. 7つの HV/PHA ユニットの電源(Rigaku, 5320C1)を ON にします. 主制御ユニット電源は OFF のままにしておきます. |
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Windows PC (Dell, Dimension 2400) を起動してログインします.
ユーザ名とパスワードはパソコン (Dell Dimension 2400) の前面パネルに貼付してあります.
Windows から[スタート]→[コントロールパネル]→[日付と時刻]として,パソコンの日付と時刻を確認します。
Windows から [スタート]→[マイドキュメント]→[MDS Controller] として, 制御プログラムを保存したフォルダを表示させます.
MDS制御プログラムの名称は
MDSyyyymmdd.pxp(yyyymmddは改訂年月日)
あるいは
MDSyyyymmdd-n.pxp(yyyymmddは改訂年月日,nは番号)
という形式になっています. 通常は最新のファイルを選んでダブルクリックにより起動します. Igor の[File]→[Save Experiment As...]から, 上の形式に沿って新しいファイル名を付け, 制御プログラムの複製を保存します.
[MDS]→[Delete All Scan Data...] として, 過去のデータをすべてを消去します.
(注意)RS232Cケーブルをつなぎかえるときに, MDS 主制御ユニットの電源が ON になっていると暴走する場合があります. 電源がオフになっていることを必ず確認してください. 計測制御部に接続されている3本のRS232C Dsub25P ケーブルに, Dsub25P-Dsub9P 変換アダプタ, RS232C-USB 変換器(IODATA,USBRSQ3), USBケーブルを順に接続してください. |
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RS232C Dsub25P ケーブルには P1, P2, P3 の番号が記されています. この順に USB HUB に接続してください.
新しくパソコンに接続するときには以下の手順にしたがうのが確実です.
[スタート]→[コントロールパネル]→[パフォーマンスとメインテナンス]→[システム] →[ハードウェア]→[デバイスマネージャ]などとして,Windows XP のデバイスマネージャを起動します. 「ポート(COMとLPT)」の表示を確認します. 3本のUSBケーブルを1本接続するごとに「ポート(COMとLPT)」の下の階層に
「拡張ポート(USB-RSAQ3)(COM1)」
「拡張ポート(USB-RSAQ3)(COM2)」
「拡張ポート(USB-RSAQ3)(COM3)」
が現れます. RS-232Cケーブルは,それぞれ主制御ユニット(Rigaku, MDS), 計数ユニット(Canberra, Dual Counter Timer 2071A), 角度検出器(Heidenhain RON-806)に接続されています.
MDS 主制御ユニット電源を ON にしてください. |
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2007年5月17日